書道がユネスコ無形文化遺産へ|大人が書道を始めるなら筆ペンから。道具の選び方

書道がユネスコ無形文化遺産へ|大人が書道を始めるなら筆ペンから。道具の選び方

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日本の「書道」がユネスコの無形文化遺産に登録される見通しになりました。ニュースを見て「学校の授業以来、筆を持っていないな」「久しぶりに書いてみたい」と思った人もいるかもしれません。

先に結論を書きます。大人が書道を始め直すなら、まずは筆ペンと練習帳から入るのがいちばん手軽です。墨をすったり筆を洗ったりする手間がなく、年賀状の宛名やのし袋など、年末年始にすぐ使えます。慣れてきて半紙に大きく書きたくなったら、書道セットをそろえれば十分です。

目次

「書道」がユネスコ無形文化遺産に登録へ

毎日新聞やNHKの報道によると、ユネスコの評価機関が日本の「書道」について、登録(記載)がふさわしいとする勧告をまとめました。文化庁が11月5日に発表しています。

正式な決定は11月30日から12月5日まで中国・福建省アモイ市で開かれるユネスコの政府間委員会で行われます。登録されれば、2024年の「伝統的酒造り」に続き、日本の無形文化遺産は24件目になります。

文化庁のホームページによると、政府は2024年3月に提案書をユネスコに提出し、2025年3月に再提出していました。評価機関の勧告には「記載」「情報照会」「不記載」の3通りがあり、今回は登録にふさわしいとされる「記載」です。

報道によると、今回の書道には、筆と墨、硯(すずり)を使って漢字や仮名を書くことに加え、文字を彫って印を作る篆刻(てんこく)も含まれます。手紙や正月の書き初め、冠婚葬祭の記帳など、暮らしの中で使われてきたことが評価のポイントとして挙げられています。

学校を卒業すると、約9割が書道から離れている

毎日新聞の記事では2020年の文化庁の調査として、学校で書道を経験しても卒業などで約9割が書道から離れてしまうと紹介されています。パソコンやスマートフォンの普及で、手書きの機会そのものが減っているのも背景にあります。

それでも、年賀状の宛名やご祝儀袋、お葬式の芳名録など、大人になっても筆文字を書く場面は意外とあります。そのたびに「字に自信がない」と困っているなら、今回の話題は始め直すきっかけになります。

年末年始は筆文字を書く場面が増える

これからの時期は、筆ペンや筆を使う機会が続きます。

  • 年賀状の宛名や添え書き
  • お年玉を入れるぽち袋の名前
  • 年始のあいさつに持っていく手土産ののし
  • 正月の書き初め

12月に入ると年賀状の準備で慌ただしくなります。11月のうちに練習を始めておけば、1か月ほど書き慣れた状態で年賀状の宛名を書けます。

書き初めが子どもの宿題に出て、家族で取り組む家庭もあります。大人も一緒に半紙に向かうと、子どもに筆の持ち方を教えるときの見本にもなります。

大人が書道を始め直す3つのステップ

いきなり本格的な道具をそろえる必要はありません。次の順番で進めると、続けやすくなります。

1. 筆ペンで「毎日少しだけ」書く

筆ペンなら、キャップを外せばすぐに書けます。墨の準備や片付けがいらないので、寝る前の10分だけといった練習もしやすくなります。

最初は、自分の名前と住所から練習するのがおすすめです。宛名書きや記帳でいちばん書く機会が多く、上達が実感しやすいためです。

2. 練習帳でお手本をなぞる

自己流で書き続けると、字のくせがなかなか直りません。お手本の上をなぞる練習帳を1冊用意すると、とめ・はね・はらいの形や、字のバランスが自然と身につきます。

年末に向けて練習するなら、年賀状やのし袋の書き方まで載っているものが便利です。1日1ページなど量を決めておくと、忙しい時期でも続けやすくなります。

3. 慣れたら書道セットで半紙に書く

筆ペンに慣れて、もっと大きな字を書きたくなったら、書道セットの出番です。お正月の書き初めに向けて、12月のうちにそろえておくと落ち着いて準備できます。

書道の道具の選び方

筆ペンは「穂先」と「太さ」で選ぶ

筆ペンには本物の毛筆に近い穂先のものと、ナイロンなどの繊維で作られた穂先のものがあります。毛筆に近い穂先は、とめ・はね・はらいを表現しやすい反面、慣れるまでは扱いが難しく感じることがあります。

太さは、宛名書きやのし袋なら中字、手帳や一筆箋に小さな字を書くなら細字が目安です。迷ったら、1本目は中字を選ぶと使い道が広がります。

練習帳は「使う場面」が載っているものを

練習帳は、ひらがな・カタカナ・漢字の基本から始まり、宛名やのし袋など実際に書く場面まで載っているものが使いやすいです。筆ペンで書くなら、インクがにじみにくい紙を使っているかも確認しておくと安心です。

書道セットは「筆」と「墨」をチェック

大人向けの書道セットを選ぶときは、次の点を見ておくと失敗が少なくなります。

  • 筆が太筆と細筆の2本入っているか(半紙の字と、名前を書く小筆)
  • 墨液だけでなく、固形墨も入っているか(墨をする時間も楽しみたい人向け)
  • 硯や文鎮、下敷きまでひと通りそろっているか
  • 持ち運び用のバッグがあるか(教室に通う予定がある人向け)

書道を始めるのにおすすめの道具

最初の1本に 筆ペン

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ぺんてるの「ぺんてる筆 中字」です。メーカー表記では、穂先はナイロン繊維、インキは水性染料、サイズは直径13×長さ175mm、重さ15gです。中字なので、宛名書きやのし袋の表書きなど、筆ペンを使う場面に幅広く対応できます。

お手本をなぞって練習するなら 練習帳

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新星出版社の『美しく正しい字が書ける 筆ペン字練習帳』(和田康子 著)です。出版社の紹介によると、ひらがな・カタカナ・漢字のなぞり書きから行書まで練習でき、年賀状やのし袋、芳名録、はがき・封筒の表書きなどを実寸大で収録しています。筆ペンでもにじみにくく、裏写りしない紙が使われています。

半紙に書きたくなったら 大人の書道セット

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呉竹の「大人の書道セット」(GF3)です。商品説明によると、固形墨・筆2本・墨液・硯・半紙・下敷き・文鎮・水差し・すずり箱・書道バッグ・便箋がそろっています。筆は太筆が3号、細筆が7号で、国内で製造されています。子どもの習字セットとは違い、落ち着いた色のバッグなので大人が持ち歩いても違和感がありません。

よくある疑問

Q. 書道の無形文化遺産登録は、もう決まったのですか?

A. まだ正式には決まっていません。今回はユネスコの評価機関が「登録がふさわしい」と勧告した段階です。正式な決定は11月30日から12月5日に開かれる政府間委員会で行われます。

Q. 筆ペンと毛筆、どちらから始めればいいですか?

A. 準備と片付けが楽な筆ペンから始めるのがおすすめです。とめ・はね・はらいや字のバランスは、筆ペンでも練習できます。半紙に大きな字を書きたくなったら、毛筆に進めば大丈夫です。

Q. 子どもの頃の習字セットは使えますか?

A. 筆の毛が固まっていなければ、使える場合があります。固まっている場合や、墨液が古くなっている場合は、筆や墨液だけ買い替えるのも一つの方法です。

Q. 1日にどのくらい練習すればいいですか?

A. 決まった時間はありません。1日10分ほどでも、毎日続けるほうが字の形を覚えやすくなります。まずは名前と住所を毎日1回ずつ書くところから始めてみてください。

まとめ

日本の「書道」がユネスコの無形文化遺産に登録される見通しになりました。正式な決定は11月30日から12月5日の政府間委員会で行われます。

学校以来筆を持っていない人は、まず筆ペンと練習帳で名前や住所から書いてみてください。年賀状や書き初めの季節も近いので、今から少しずつ練習しておけば、年末年始の筆文字を落ち着いて書けます。

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この記事を書いた人

仕事と育児に追われながらも家電や節約など
生活に関する事を紹介しています!
お菓子のたべっ子どうぶつに絶賛ハマり中。
ちなみに目玉焼きはマヨネーズ派です。

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