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11月7日の立冬を境に、強い寒気が南下してきます。日本気象協会(tenki.jp)の11月4日の予報では、東京は6日(金)の25℃から一気に下がり、9日(月)は最高気温14℃の予想です。「まだ半袖と薄手の服しか出していない」「冬のコートはクローゼットの奥」という人も多いのではないでしょうか。
先に結論を書きます。寒くなる前の6日(金)までに、冬物のコートとニットだけでも出しておくのがおすすめです。出したらブラッシングと陰干しでしまい込んだにおいとほこりを落とし、シワは衣類スチーマーでのばします。夏物は洗ってからしまい、防虫剤と除湿剤を入れておくと、来年また気持ちよく着られます。
立冬から強い寒気、東京も週明けは最高気温14℃の予想
日本気象協会の気象予報士の解説(11月4日15時16分公開)によると、この先は冬型の気圧配置が目立ち、7日(土)から10日(火)にかけて強い寒気が強弱を繰り返しながら南下する見込みです。
- 札幌:7日(土)の最高気温は3℃の予想
- 仙台:7日(土)の最高気温は9℃の予想
- 東京:6日(金)は25℃、8日(日)は16℃、9日(月)は14℃の予想
北海道では平地でも雪が積もる所があり、東北北部でも平地で雪が降る可能性があるとされています。東京についても「冬物のコートでちょうど良いくらい」の寒さになり、衣替えが進んでいない人は早めの方が良さそうだと書かれています。
なお、国立天文台の暦要項によると、2026年の立冬は11月7日です。暦の上でも冬の始まりと重なります。予報は変わることがあるので、出かける前には最新の天気予報も確かめてください。
冬物を出す衣替えの手順
一度に全部入れ替えようとすると大変なので、まずは「来週すぐ着るもの」から出していくと楽です。
1. 晴れて空気が乾いた日に作業する
全国クリーニング生活衛生同業組合連合会の資料では、湿度の高い日に衣類をしまうと収納場所に湿気が残り、カビの原因になるとしています。衣替えは乾燥した晴れの日に行うのがよいとされています。
東京の場合、寒気が来る前の6日(金)は気温が高い予想です。週末にまとめて作業するなら、雨が上がって空気が乾いた日を選んでください。
2. 冬物を出したら、ブラッシングして陰干しする
長くしまっていたコートやニットには、ほこりや収納のにおいが残っていることがあります。まず洋服ブラシで、上から下へ生地の流れにそってほこりを払います。そのあと風通しのよい日陰に干しておくと、こもったにおいが抜けやすくなります。
3. 穴やシミがないか、明るい場所で確かめる
ブラッシングのついでに、明るい場所で全体を見ておきます。チェックしたいのは次のような点です。
- 小さな穴や、生地が薄くなっているところがないか
- 襟元や袖口に、去年は気づかなかったシミや黄ばみが出ていないか
- ボタンがゆるんでいないか、取れかけていないか
寒くなって着る直前に見つけると、クリーニングや修理が間に合わないことがあります。今のうちに確かめておけば、着られない服が見つかっても別の服を用意する時間があります。
4. しまいジワは衣類スチーマーでのばす
たたんでしまっていたニットやパンツにはシワが付きがちです。衣類スチーマーならハンガーにかけたままスチームをあてられるので、アイロン台を出さずにすみます。ナイロンなどスチームに向かない素材もあるので、使う前に洗濯表示と、スチーマーの取扱説明書で使える素材を確かめてください。
5. 夏物は洗って、よく乾かしてからしまう
一度しか着ていない服でも、汗や皮脂の汚れは目に見えないまま残ります。そのまましまうと、黄ばみやにおい、虫食いの原因になりやすいとされています。しまう前に洗うかクリーニングに出し、しっかり乾かしてから収納します。
6. クリーニングのビニール袋は外す
全国クリーニング生活衛生同業組合連合会は、クリーニング後のビニールカバーを付けたまま収納すると湿気がこもる原因になるとして、外してから収納するよう呼びかけています。ほこりよけのカバーを使うなら、不織布のものにします。
7. 防虫剤と除湿剤を入れ、収納は8分目まで
衣装ケースやクローゼットには、防虫剤と除湿剤を入れておきます。同じ資料では、収納ケースは8分目くらいまでにとどめ、風の通り道をつくることも大切だとしています。詰め込みすぎないのがポイントです。
衣替えで準備しておきたいもの
しまいジワをのばすなら 衣類スチーマー
ハンガーにかけたまま、しまいジワをのばせる衣類スチーマーです。パナソニックの商品説明によると、立ち上がりは約17秒、タンク容量は約130mL、本体質量は約660gです。脱臭効果の試験には、防虫剤のにおい(樟脳)も含まれています。
コートのほこり取りに 洋服ブラシ
天然の馬毛を使った、長さ30cmの洋服ブラシです。ヒモ付きなので、玄関やクローゼットの近くに掛けておけます。出してきたコートのほこりを払うだけでなく、冬の間も帰宅後にさっとブラッシングする習慣をつけると、ウールのコートを長く着やすくなります。
夏物をしまう衣装ケースに 防虫剤
引き出しや衣装ケースに入れるタイプのムシューダ(無香タイプ)です。商品名のとおり1年間有効で、防カビ剤も配合されています。32個入りなので、家族の衣装ケースをまとめて入れ替えるときにも足ります。入れる個数の目安は商品の表示に従ってください。
クローゼットの湿気対策に 除湿剤
ハンガーパイプに吊り下げて使う、シートタイプのドライペット(クローゼット用・4枚入)です。冬は結露などで、クローゼットの中に湿気がこもることもあります。冬物を掛けるクローゼットに1枚下げておくと、湿気対策になります。
よくある疑問
Q. 衣替えはいつまでに済ませればいいですか?
決まった日はありませんが、今回は7日(土)から寒くなる予報なので、少なくとも週明けに着るコートやニットは週末までに出しておくと安心です。全部を一度に入れ替えなくても、気温に合わせて少しずつ進めれば十分です。
Q. 防虫剤は去年の残りを使っても大丈夫ですか?
防虫剤には有効期間があります。ムシューダの場合は「1年間有効」と書かれています。期間が過ぎたものは効き目が弱くなっていることがあるので、衣替えのタイミングで新しいものに入れ替えるのがおすすめです。種類の違う防虫剤を一緒に使ってよいかどうかは、商品のパッケージで確かめてください。
Q. 出したコートのにおいがとれません。どうすればいいですか?
まずは風通しのよい日陰に干して、においを抜きます。それでも気になるときは、洗濯表示を確かめたうえで、衣類スチーマーのスチームをあてるか、クリーニングに出す方法があります。
まとめ
11月7日の立冬から強い寒気が入り、東京でも9日(月)は最高気温14℃の予想です。急に寒くなる前に、冬物のコートとニットから出しておきましょう。
- 衣替えは晴れて乾いた日に行う
- 出した冬物はブラッシングと陰干しをして、シワは衣類スチーマーでのばす
- 夏物は洗って乾かしてからしまい、クリーニングのビニール袋は外す
- 防虫剤と除湿剤を入れ、収納は8分目まで
北海道や東北では平地でも雪の可能性があります。車を使う人は冬用タイヤへの交換も早めに済ませておいてください。

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