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10月に入ってから、くしゃみや目のかゆみが続いて「花粉が飛んでる?」と感じていませんか。10月5日の昼には、Yahoo!リアルタイム検索で「花粉飛んでる」がトレンド入りしていました。
先に結論です。秋に飛ぶ花粉は、ブタクサ・ヨモギなどのキク科と、カナムグラが中心です。環境省の「花粉症環境保健マニュアル」では、これらは夏の終わりから秋にかけて飛ぶとされています。地域によっては10月中旬ごろまで続くのが例年の傾向です。
秋の花粉の草は背が低いので、春のスギ花粉ほど遠くまでは飛びません。生えている場所に近づかないことと、マスク・メガネ・換気の工夫を組み合わせるのが基本です。この記事では、飛ぶ時期の目安と、環境省のマニュアルに載っている対策、そろえておくと便利なグッズを順に紹介します。
秋の花粉とは?ブタクサ・ヨモギ・カナムグラ
秋の花粉のもとになるのは、道ばたや空き地、河川敷に生える雑草です。代表的なものは次の3つです。
| 植物 | 分類 | よく見かける場所 |
|---|---|---|
| ブタクサ | キク科 | 道ばた、空き地、河川敷 |
| ヨモギ | キク科 | 道ばた、土手、公園の草地 |
| カナムグラ | アサ科 | 河川敷、空き地のフェンスなど |
環境省のマニュアルには「ブタクサやヨモギなどのキク科とカナムグラは夏の終わりから秋にかけて飛散」と書かれています。スギやヒノキが木の花粉なのに対して、秋の花粉は草の花粉です。
春は平気なのに秋だけつらい人もいれば、春も秋もつらい人もいます。どの花粉に反応しているかは人によって違うので、毎年この時期に症状が出るなら、医療機関で相談すると原因を調べてもらえます。
秋の花粉はいつまで飛ぶ?地域別の目安
日本気象協会のtenki.jpが2025年9月に出した解説では、例年の時期の目安は次のとおりです。2026年の予測ではなく、毎年の傾向として見てください。
| 地域 | 例年の時期の目安 |
|---|---|
| 北海道 | ヨモギが8月上旬〜9月下旬 |
| 東北 | ブタクサが8月中旬〜10月中旬(ピークは9月上旬) |
| 関東 | 飛ぶ量が多く、ピークは8月下旬〜9月下旬 |
| 東海・関西・九州 | ピークは9月〜10月 |
関東のピークは過ぎていても、東海から九州ではちょうど飛ぶ時期の中にあります。10月上旬に「まだ飛んでいる」と感じるのは、時期としてはおかしくありません。
同じ解説では、秋の花粉の草は背が低いため、飛ぶ範囲が狭いとも書かれています。散歩やジョギングのコースに河川敷や草の多い公園が入っているなら、この時期だけ道を変えるのも手です。
環境省のマニュアルにある「花粉を減らす」工夫
対策の基本は、体に入る花粉と家に持ち込む花粉を減らすことです。環境省の「花粉症環境保健マニュアル」には、その工夫が数字つきで載っています。
外出するとき:マスクとメガネ
マスクをつけると、吸い込む花粉はおよそ3分の1から6分の1に減るとされています。顔に合うサイズを選んで、すき間をできるだけ小さくしておきましょう。
メガネも役に立ちます。マニュアルでは、普通のメガネで目に入る花粉がおよそ40%減り、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%減るとされています。目のかゆみがつらい人は、目のまわりを覆うタイプも選択肢に入ります。
服と帰宅後:花粉を家に入れない
ウールの服は、木綿や化学繊維の服に比べて花粉がつきやすいとされています。秋はニットを着始める時期ですが、外で長く過ごす日は表面がつるっとした上着を重ねると、花粉を持ち帰りにくくなります。
家に入る前に上着や髪を軽く払い、帰ったらうがいと洗顔をして花粉を落とします。マニュアルでも、帰宅後のうがいと洗顔がすすめられています。
家の中:換気のしかた
換気をやめる必要はありません。マニュアルでは、窓を開ける幅を10cmほどにしてレースのカーテンを引くと、部屋に入る花粉がおよそ4分の1に減るとされています。
窓を閉めている時間が長い部屋や寝室には、空気清浄機を置いておくと、部屋に入った花粉やほこりを集めやすくなります。
秋の花粉対策グッズの選び方とおすすめ
ここからは、マニュアルの工夫を実行しやすくするグッズを紹介します。選ぶときに見るところは3つです。
- マスク:顔にすき間ができにくいサイズとかたちを選ぶ。毎日使うので、まとめ買いできる枚数入りが便利
- メガネ:目のかゆみがつらいなら、目のまわりを覆うカバー(ガスケット)つきを選ぶ。くもり止め加工があるとマスクと併用しやすい
- 空気清浄機:置く部屋の広さに合った「適用床面積」を見る。寝室やワンルームなら、加湿機能のない小型でも足りる
マスク:超快適マスク プリーツタイプ ふつうサイズ 50枚入
ユニ・チャームの「風邪・花粉用」と表示された不織布マスクです。サイズは縦90mm×横175mmのふつうサイズで、耳かけはやわらかく伸びるタイプです。メーカーは「ウイルス飛沫カットフィルタ」で花粉の侵入をブロックすると説明しています。
50枚入りの大容量なので、毎日の通勤・通学に使う人は買い足しの回数を減らせます。小さめサイズ(縦90mm×横150mm)もあるので、顔の大きさに合わせて選んでください。
メガネ:山本光学 保護めがね LF-240G プロテクトカバー付き
保護めがねの専門メーカー、山本光学の一眼形の保護めがねです。目のまわりを全周カバーで覆うガスケットタイプで、商品ページでは使う場面の例として「花粉の飛散で目がかゆい」が挙がっています。
レンズは両面ハードコートとくもり止め加工がされていて、重さは34gです。度は入っていないので、普段メガネをかけている人には向きません。日本製で、JIS規格の保護めがねです。
空気清浄機:シャープ 加湿レス空気清浄機 FU-T40-W
シャープのプラズマクラスター7000を搭載した、加湿機能のない空気清浄機です。空気清浄の適用床面積の目安は18畳まで、8畳の部屋なら清浄時間の目安は15分です。
大きさは幅23.5×奥行き23.5×高さ37.2cmで、寝室やワンルームにも置きやすいサイズです。加湿機能がないぶん、タンクの水替えや加湿フィルターの手入れが要りません。
価格は時期や販売店によって変わるので、購入前に各ストアの商品ページで確かめてください。
秋の花粉についてよくある疑問
Q. 秋の花粉は11月まで飛ぶ?
例年の目安では、東北のブタクサが10月中旬ごろまで、東海・関西・九州のピークが9月〜10月です。本格的に寒くなる前の10月いっぱいは、気をつけておくと安心です。ただし年や地域で差があるので、最新の情報は天気予報サイトで確認してください。
Q. 普通のメガネでも意味はある?
あります。環境省のマニュアルでは、普通のメガネでも目に入る花粉がおよそ40%減るとされています。目のまわりを覆うカバーつきなら、およそ65%減です。
Q. 花粉の時期は窓を開けないほうがいい?
閉めきる必要はありません。窓を開ける幅を10cmほどにしてレースのカーテンを引くと、部屋に入る花粉がおよそ4分の1に減るとされています。換気の時間を短くまとめるのも一つの方法です。
まとめ
- 秋の花粉は、ブタクサ・ヨモギなどのキク科とカナムグラが中心で、夏の終わりから秋にかけて飛ぶ
- 例年、関東のピークは9月下旬までだが、東海・関西・九州は9月〜10月がピーク。10月に「まだ飛んでいる」と感じるのは時期どおり
- 草の背が低く飛ぶ範囲が狭いので、河川敷や草の多い場所を避けるのが手軽な対策
- マスクで吸い込む花粉は約3分の1〜6分の1、カバーつきメガネで目に入る花粉は約65%減る(環境省のマニュアルより)
- 帰宅後は上着を払い、うがいと洗顔。換気は窓を10cmほど開けてレースのカーテンを引く
毎年この時期に症状が出る人は、原因の花粉を知っておくと、来年の準備が早めにできます。症状が強いときは、我慢せずに医療機関に相談してください。

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